婚活バスツアーって、ちょっとワクワクしませんか?
バスに乗って景色を楽しみながら、おいしい食事や観光スポットを巡りつつ、新しい出会いを期待できる——
そんなイメージがありますよね。
実際に、短い時間でたくさんの人と話せるので、効率よく出会いを探すにはうってつけです。
でも、残念ながら、そんな夢のようなイベントでもトラブルは起こり得ます。
たとえば、参加者同士の言い合い、迷惑行為、運営の不手際など。
ひどいときにはストーカー行為や金銭絡みの問題にも発展することもあるようです。
今回は、「婚活バスツアーでどんなトラブルが起こりやすいのか?」や「そのトラブルをどうやって回避すればいいのか?」など、知っておくと役立つ情報をまとめました。
これから婚活バスツアーに参加してみたい方、あるいは「ちょっと怖いな」と不安を抱えている方は、ぜひ読んでみてください。
婚活バスツアーでのひどいトラブルとは?

参加者同士のトラブル
婚活バスツアーのトラブルでいちばん多いのが、やはり参加者同士のもめごとです。
たとえば、
- マナー違反
時間に遅れてきたり、無理にお酒をすすめたり、過度に携帯をいじりまくるなど、周りに不快感を与える行動があります。 - 過度なアプローチ
出会いの場だからこそ張り切りすぎて、しつこく連絡先を聞いたり、「次はいつ会える?」と執拗に迫ったりする人がいるんです。 - 軽いセクハラ
何気ないつもりでも、相手にボディタッチしたり、容姿についてのデリケートな話をしたりする行為は、相手を不快にさせがちです。
こうした行動が重なると、当事者はもちろん、周囲の参加者まで雰囲気が悪くなってしまうんですね。
ひどい要注意人物の特徴
ひどいトラブルを引き起こすような「要注意人物」には、こんな傾向があるかもしれません。
- 既婚者や遊び目的で参加している人
実は既婚者なのに、独身と偽って参加しているケースがあります。
これは他の参加者に対する重大な裏切り行為となります。 - 高額商品や投資の勧誘をしてくる人
仲良くなったフリをして、高額商品を売りつけたり怪しげな投資をすすめてくるケースも報告されています。
これらは金銭的な被害につながる可能性があります。 - 個人情報を平気で聞き出そうとする
しつこく連絡先を聞いたり、家の場所や仕事の詳細をやたらと探ろうとする人には注意が必要です。
個人情報の漏洩は、後々のトラブルの原因となり得ます。
シニア層の参加者が直面する問題
最近はシニア向けの婚活バスツアーも増えてきましたが、ここでもトラブルは起こります。
たとえば、
- 健康面での不安
長時間の移動が体力的にきつい方もいるので、体調を崩してしまったり疲れがたまってしまったりすることがあります。
事前の健康チェックや無理のないスケジュール選びが重要です。 - 年齢差によるコミュニケーションの難しさ
バスツアーは幅広い年代が参加することも多いです。
思っていたより若い人や年上の人ばかりだと、価値観や話題の違いから気後れしてしまって、会話が弾まないことがあります。
共通の趣味や関心事を見つける努力が求められます。 - 不慣れなネット申し込み
オンラインでの申し込み手続きに戸惑うシニア層も多く、手配ミスが起こりやすい傾向があります。
家族や友人のサポートを受けると安心です。
婚活バスツアーでトラブルを避けるための5つの方法

1. 信頼できる主催者を選ぶ
ひどいトラブルを避けるには、まずは「主催会社選び」がいちばん大切です。
大手企業や、これまでの開催実績が豊富な会社のツアーは、参加者審査がしっかりしていたり、万一のときのサポートが整っていることが多いです。
会社の評判や、運営スタッフの質をチェックすることで、ある程度のリスクを減らすことができます。
2. 参加するツアーの評判を調べる
似たように見える婚活バスツアーも、会社によって内容やトラブルの多さはさまざま。
ネットやSNSの口コミ、友人知人の体験談などを調べてみましょう。
たとえば「スタッフの対応が雑だった」や「商品の勧誘がひどかった」などの報告が多い場合は要注意です。
3. ひどいトラブルの事例を知っておく
「何かあっても自分には関係ないだろう」と思いがちですが、実際に起こりやすいトラブル事例を知っておくと、いざというときに落ち着いて対処できます。
- 既婚者の不正参加
- 金銭的トラブル(高額商品の押し付け)
- ストーカー行為やセクハラ
など、どんな手口があるのか事前に知るだけでも、怪しい行動を早めに察知できるようになります。
4. 友人と一緒に参加する
ひとりだと心細いですし、万一トラブルに直面したときにも相談しにくいですよね。
気の合う友人と一緒に参加すると、「あれ、この人ちょっと怪しくない?」なんていう情報をすぐ共有できたり、トラブルが起きてもすぐに助け合えたりと安心感が増します。
もちろん、まわりの雰囲気に配慮しつつ、二人だけで固まりすぎないように注意は必要ですが、心強さは倍増です。
5. トラブル時の対応方法を準備する
どうしてもトラブルを避けられないときもあります。
そんなときは、
- まずは運営スタッフに相談する
- しつこい勧誘や迷惑行為に対しては、はっきりと「NO」と伝える
- 危険を感じたら、すぐに席を移動するかツアー自体を離脱する
など、事前に行動プランを頭に入れておくと安心です。
場合によっては消費者センターに相談したり、弁護士など専門家の力を借りることも検討してみてください。
婚活バスツアーでのトラブルを避けるための注意点

参加者の年齢層を確認する
バスツアーには「20〜30代中心」や「40代以上限定」など、ある程度年齢層に区切りがある場合も多いです。
自分に合った年代の参加が多いツアーを選ぶだけでも、会話のギャップや無理なアプローチが少なくなるでしょう。
ひどいトラブルを未然に防ぐための心構え
- 個人情報はむやみに教えない
連絡先やSNSのアカウントなどは、相手を十分に知ってからでも遅くありません。 - 飲みすぎ注意
お酒が入ると理性が飛びやすくなります。
楽しく過ごす程度にとどめておきましょう。 - 「危ない」と感じたら自衛する
なんとなく「この人苦手だな…」と思ったら早めに距離をとりましょう。
要注意人物を見極めるポイント
- やたらと自慢話ばかりする
誰しもアピールしたい気持ちはわかりますが、ずっと自分の話ばかりだったり、経歴を誇張している人は注意が必要です。 - 質問責めをしてくる
自分の話はあまりせず、こちらの情報ばかりを聞き出そうとするのは要警戒。 - 高額商品の勧誘
仲良くなったと思いきや、急に「実は投資に興味ない?」など誘ってくる場合があります。
シニア層が気を付けるべきこと
- 体調管理をしっかりと
長時間バスに乗るのは意外と疲れます。
事前に休養をしっかりとりましょう。 - 無理しない範囲の会話を楽しむ
気の合う人がいればOKくらいのスタンスで参加すると、気疲れが少なくなります。 - オンライン申し込みのサポート
身近にネットに詳しい人がいれば、一緒に申し込み手続きなどを確認してもらうと安心です。
【まとめ】婚活バスツアーでひどいトラブルを避けるために知っておくべきこと

婚活バスツアーは、うまくいけば素敵な出会いが見つかる大きなチャンスです。
一方で、参加者同士のトラブルや、主催者側の管理ミス、なかには金銭トラブルなど重大な被害を被るケースも報告されています。
だからこそ、以下の点をしっかり押さえておきましょう。
- 信頼できる主催者や評判の良いツアーを選ぶ
- 事前にトラブルの事例を知り、怪しい雰囲気を感じたら遠慮なく対処する
- 友人と一緒に参加したり、シニア層は体調を考慮したツアーを選ぶ
- 何かあったら運営スタッフや消費者センターなどに相談をためらわない
ちょっとした下調べと心構えがあるだけで、婚活バスツアーの楽しさはぐんと増します。
みなさんも安全第一で準備をして、思いっきり素敵な出会いを楽しんでくださいね。
もし何か不安やトラブルがあっても、すぐに相談できる体制を整えておけば、きっと良い思い出が作れるはずです。
婚活バスツアーは、正しく参加すれば本当に楽しいイベントです。
ぜひ自分に合ったツアーを探して、素敵な出会いを見つけてくださいね。